皆さんこんにちは!漫画ブロガーのくま太郎です!
今回の記事では漫画『青の祓魔師』第134話「無双 醒める」について、ネタバレありの最新話感想をまとめていきたいと思います。
初めて本気でぶつかり合う燐と雪男だったが、魔神(サタン)からの妨害が入ってしまう。炎(ちから)を制御出来るようになった燐は何とか雪男に宿る魔神を退けた。そして再び対峙した兄弟は、本音をさらけ出して殴り合う――!!
それでは物語の内容についてまとめていきます。
イルミナティが画策する先手とは
イルミナティの団員である藤堂誉と総帥のルシフェルとの会話から、イルミナティが先手として何かの作戦を画策していることが判明しています。

誉さんの発言からもリスクが大きい感じがするよね

そもそも何に対しての先手なのかな・・・
そんなリスクのある作戦を自分から志願する人物が現れます。
「ならばその役目 我らルンドストレムにお預けください!」
著:加藤和恵『青の祓魔師』第134話より
キャラクターが小さく描かれていたので、一体どのような人物が話しているのか理解しづらいシーンであったと思います。
この「ルンドストレム」という名前の人物ですが、実は過去に何度も作中に登場しているんです。
ルンドストレムについて
ルンドストレムは作中に初登場したのは第49話ですが、名前が明らかになったのは第54話のシーンです。

このシーンでは「ルンドストレム」という一つの名前に対して、二人のキャラが反応していたので分かりづらかったと思います。
ちなみに第124話では二人のフルネームが明かされています。


こんなの見分けつかないって・・・クローンかよ!

一卵性双生児かクローン・・・どちらかだろうね!
これまでに二人の戦闘シーンは描かれていなかったので、一体どのような能力を使うのか未知数です。。
次回以降の展開が楽しみですね!
瀕死のルーシー・陽(ヤン)
前回にサタンの攻撃をまともに受けてしまったルーシーさんですが、どうやら瀕死の状態で意識も戻らない様子。。

「サタニックケバブ」とかいうフザけた技なんか使いやがって。。

黒龍がめっちゃ強かったから相当な戦力ダウンだね・・・
そんな瀕死のルーシーの元に近寄ってきた人物・・・
劉成龍(リュウ・セイリュウ)について

彼の名前は「劉成龍」
朱色の棍棒と携帯している可愛いキャンディケースがトレードマークのキャラです。
台湾支部の上一級祓魔師であるため、戦闘能力も折り紙付き。
作中では第130話にて初登場をしていました。


このコマって本誌掲載時には無かったよね?

そうそう!コミックスで加筆修正されてたね!
「え、作中で紹介されたことないのにどうして名前を知ってるの!?」と思われた方もいらっしゃると思います。
実はこのキャラは、青の祓魔師の劇場版の方で登場していたキャラなのです。
映画内ではリュウの戦闘シーンも描かれていますので、まだ観ていない方にはぜひ観て頂きたいです!
暴れる腐の王アスタロトを抑えるオセオラ
アーサーの攻撃でサタンの身体が消滅したことで、暴れ狂う腐の王アスタロト。
そんなアスタロトを食い止めたのが、メキシコ支部所属の四大騎士「オセオラ・レッドアーム」でした。
魔元素の関係からも「火」は「腐」に強いので、オセオラの攻撃はかなり効いていましたね。
身体の再生を始めるサタン
やっぱりサタンさん再生するんだ・・・。笑
そういえば、第98話で燐も同様に悪魔の心臓から身体を再生していましたよね。
消滅ではなく封印をしないとダメってことが分かるシーンだったのではないでしょうか。
サタンが復活の際にアスタロトを無駄に踏み台にして消滅させたのはドン引きでしたけど。
容赦ないなぁ・・・。
朴の自宅シーン
何気に描かれたある家族のシーンを振り返ります。

青エクファンの皆様であればこの家族に見覚えがありますよね・・・?
次に第92話のシーンを振り返ります。

そうです!神木出雲の大親友「朴朔子」の家族です!
意外と気がついていない方もいるんじゃないでしょうか!
朴が扉を開けないことを祈るのみです。。
白鳥零二について
まさかの「白鳥零二」が作中にて再登場していました。

あれ、この人って第1話に出てた人だよね?

その通り!第1話が伏線回収されるとか激アツすぎる!
今回のシーンと第1話で描かれたシーンを併せて一つずつ振り返っていきたいと思います。
仲間と共に野生の鳩を殺して遊んでいたところを燐に見つかり殴られた少年。第1話にて初登場を果たす。悪魔に憑依されることになるが、居合わせた藤本獅郎により祓魔されて事無きを得た。
白鳥零二の父親は白鳥洋一

白鳥零二の父親は「白鳥洋一」
テレビ放送で評論家として登場していました。
過去のシーンを細かく振り返りましたが、登場しているコマを見つけることは出来ませんでした。
ただし、第1話に零二が親について話すシーンがあったので振り返ります。
「ボク親がちょっと有名だし正十字学園の入学控えてるからさー」
著:加藤和恵『青の祓魔師』1巻 第1話 P22より
零二は口止め料としてお金をチラつかせたりしていたので、第1話でもお金持ちの感じは出ていましたよね。
白鳥家の家庭事情について
どうやら白鳥家は複雑な家庭事情を抱えているようです。
専属のメイドさんの発言を振り返ります。
「洋一さまはご家庭や子供に興味のない冷たい方です」
著:加藤和恵『青の祓魔師』第134話より
そして、この後には零二の発言によって、母親が不倫して家庭を離れたことが判明していました。
父親から注目を惹きたい一心で、鳩を虐めたり間違ったことばかりしていたんだろうなぁ。。
母親が不倫したのも洋一が家庭に無関心すぎたからなんじゃない?
高位の悪魔に憑依体として狙われていた白鳥零二
第1話で悪魔に憑依された零二は、藤本獅郎により祓魔されて事無きを得るのですが、今回はその後のシーンが描かれていました。
どうやら、ずっと正十字騎士團によって保護観察されていたようです。
その理由は・・・
高位の悪魔に憑依体として肉体を狙われているため
このことからも、零二の首飾りに十字架が異常に多い理由が分かります。

悪魔に憑依させないように万全を期していたんですね。
しかし、父親に自分を見て欲しいという想いが溢れ出してしまった零二は、とうとう悪魔に身体を許してしまいます。
白鳥零二は腐の王アスタロトの憑依体
再び悪魔に憑依された白鳥零二の姿がこちらです。

零二の周りが腐敗していることが見て取れます。
注目すべきポイントは、第1話で悪魔に憑依された時の姿と全く同じだということ。
今回は零二に関わる考察についてまとめていきたいと思います。
始めに結論からまとめると・・・
白鳥零二は腐の王アスタロトの憑依体である可能性が非常に高い
虚無界の第六権力者であり、八候王の一角を担っている悪魔の王。腐浄王や腐浄姫といった強力な悪魔を眷属として従えている。
先ほどもまとめましたが、白鳥零二が正十字騎士團の保護観察下に置かれた理由は以下の通りです。
高位の悪魔に憑依体として肉体を狙われているため
腐の王アスタロトは高位の悪魔なので、この条件にも当てはまりますよね。
悪魔化した白鳥零二の発言
悪魔化した白鳥零二の発言を振り返ります。
「ボクを見て魔神ェええ!!!!!」
著:加藤和恵『青の祓魔師』第134話より
魔神は「サタン」のことであり、その魔神に「ちちうえ」とルビが振られてます。
サタンのことを父親として認識して呼んでいるのは「八候王」以外の悪魔にいませんでしたよね。
そして、第1話では藤本獅郎が零二について次のように語っています。
「ただ悪魔は自分と似たものに憑依する この坊主が変わらなければまた憑かれるかもな」
著:加藤和恵『青の祓魔師』1巻 第1話 P33より
再生する際にサタンに足場にされて消滅したアスタロトと、父親から蔑ろにされる零二の立場が非常に似ていたので、この獅郎の発言は伏線だったのかもしれません。
腐の王アスタロトの角について
次は、腐の王アスタロトに角が生えたシーンについて振り返ります。

今まで何度か作中に登場したことのあるアスタロトですが、角が生えていることが分かるコマは一つも描かれていませんでした。

この「巻き角」って・・・

悪魔に憑依された「白鳥零二」の頭に生えてる角の形状と全く同じだよね!
第1話でも零二の悪魔化が描かれていたので振り返ってみましょう。

ちゃんと「巻き角」が描かれていたことが分かります。
これらのことからも、腐の王アスタロトと白鳥零二の間に関連性があることが推測できます。
白鳥零二の周りに浮遊していた魍魎
次に注目するのは、第1話で描かれた「悪魔化した白鳥零二の周りに浮遊していた魍魎」についてです。

「魍魎」については1巻のおまけページにて詳細に説明がされており、腐の王アスタロトの眷属であることが明かされています。
もしも第1話で、白鳥零二が腐の王アスタロトに憑依されていたのならば、魍魎が大量発生した理由も頷けますよね。
憑依体を持っていなかった腐の王アスタロト
そもそも腐の王アスタロトは自身の憑依体を持っていなかったのでしょうか。
第119話のシーンを振り返ります。

このシーンから、アスタロトが完全な憑依体を持っていないことが分かります。
(※このシーンを見てもアスタロトに角が生えていないことが分かります。)
ただし、受肉したこと自体は過去にあるようです。
第107話のシーンを振り返ります。

紙袋を頭に被っていますが、身体は人間なので受肉していたことが推測できます。

紙袋の中は血だらけだったんじゃないかなぁ
白鳥零二に生えた尻尾について
第1話で悪魔に憑依された白鳥零二は、角と尻尾を生やしていました。

よく考えてみると、悪魔に憑依された時に角と尻尾が生えるって珍しいですよね。
これらは八候王が憑依した際の特徴なのかもしれません。
今回の記事のまとめ
白鳥零二の再登場は激アツでしたね!
サタンも最後にブチギレましたし、次回がとても楽しみです。
また、当ブログでは今回の記事の他にも『青の祓魔師』に関する様々な記事をまとめています。
気になる方はお時間がある際に是非チェックしてみて下さいね!
オススメの記事を以下に載せておきます。
以上で今回の記事はおしまいです。
お読み頂きありがとうございました。
下の方にコメント欄もありますのでお気軽にお使い下さい。
どんどん漫画を盛り上げていきましょう!
それではまた。
コメント
まさかの白鳥来ましたね〜
ここにきて青エクの展開が熱くなってきたからまた人気出て欲しい!🥺
コメントありがとうございます!
ほんと人気出て欲しいですよね!
アニメ化に期待・・・!!