漫画『青の祓魔師』神木出雲が祓魔師を目指す理由の伏線回収

皆さんこんにちは!漫画ブロガーのくま太郎です!

今回の記事では漫画『青の祓魔師』神木出雲が祓魔師を目指す理由について、ネタバレありの考察・伏線回収をまとめていきたいと思います。

あらすじ

初めて本気でぶつかり合う燐と雪男だったが、魔神(サタン)からの妨害が入ってしまう。炎(ちから)を制御出来るようになった燐は何とか雪男に宿る魔神を退けた。そして再び対峙した兄弟は、本音をさらけ出して殴り合う――!!

それでは物語の内容についてまとめていきます!

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神木出雲について

神木出雲は奥村燐の同級生の女子生徒で、主要キャラの内の一人でもあります。

また、2体の白虎御饌津ミケツ保食ウケモチを使役しており、称号マイスターでは手騎士テイマーを志望しています。

ぷり子
ぷり子

小さくて可愛らしい丸い眉毛がチャームポイント!

くま太郎
くま太郎

見た目とは裏腹に性格は強気だけどね!

今回の記事では、そんな神木出雲がなぜ祓魔師を目指すのかについてまとめていきたいと思います。

勝呂竜士の発言で回想に入る神木出雲

まずは第6話で出雲が、勝呂竜士に祓魔師になる目的について聞かれた際のシーンを振り返ります。

青の祓魔師 過去の記憶を思い出す神木出雲
著:加藤和恵『青の祓魔師』2巻 第6話 P113より

このシーンでは「白髪の化け物」が描かれていましたが、特に説明されることはなく意味深なシーンだけが残る形となっていました。

ケロ助
ケロ助

いわゆる伏線ってやつだね

次は、神木出雲の意味深な発言について取り上げていきます。

神木出雲の意味深な発言

第13話ではシュラのつくった絶対牆壁しょうへきから出る勝呂たちに対して、出雲は以下のような発言をしています。

「・・・あたしはこんな所で死ねないのよ・・・!」

著:加藤和恵『青の祓魔師』4巻 第13話 P77より

また、出雲は第30話でも似たような発言をしています。

「私はこんな所で死ぬワケにはいかないのに・・・!!」

著:加藤和恵『青の祓魔師』8巻 第30話 P78より

どうして彼女は「死ねない」のでしょうか?

くま太郎
くま太郎

作中で二度も繰り返された発言は意味深ですよね!

これらのセリフに繋がるシーンは第41話で描かれています。

親友の朴に対しての出雲の発言を振り返ります。

「あたしには目的があるの」

著:加藤和恵『青の祓魔師』10巻 第41話 P129より

この発言によって先ほどの「死ねない」という発言が、「目的を達成するまでは死ねない」という意味を含んでいたことが分かります。

ぷり子
ぷり子

目的って一体何のことなんだろう・・・

次は、出雲の血統に関するシーンについて振り返っていきます。

神木出雲は巫女の血統

第5話で出雲は、自身の血統について次のように発言をしています。

「あたしは巫女みこの血統なんだもの!」

著:加藤和恵『青の祓魔師』2巻 第5話 P62より

このシーンで発覚した「出雲が巫女の血統である」という伏線は、後の物語の展開で大きく関わってきています。

くま太郎
くま太郎

巫女とは神楽かぐら祈禱きとうを行い、神につかえる女性のことを指します!

はたして、出雲は何の神様に仕えた巫女の血統であったのでしょうか。

神木出雲は悪魔と血縁を持つ人間

第52話では、狐神と交わって神通力を得た「稲神家」の分家が「神木家」であると明かされています。

つまり、神木出雲は「悪魔と血縁を持つ人間」であったのです。

そういえば第17話で、出雲はサタンと人間の子である奥村燐に対して次のような発言をしていましたよね。

「この世界に悪魔と人間の血縁者はざらにいるの!」

著:加藤和恵『青の祓魔師』5巻 第17話 P74より

よく考えてみると、悪魔と血縁を持つ人間の存在について出雲が理解を示していることって少し不思議ですよね。

出雲も燐と同じ立場の人間であることを示唆していたシーンだったのかもしれません。

神木家の重要なつとめ

神木家には、ある「重要なつとめ」が任されていました。

それは・・・

「神降ろし」という神楽を舞って九尾の呪いをしずめること

このつとめを担っていた人物こそが、出雲の母親である「神木玉雲」だったのです。

しかしある日、玉雲は九尾に身体を奪われてしまいます。

九尾と同化する神木玉雲

第52話では完全に九尾と同化した白髪の玉雲が、娘である出雲と月雲に襲いかかるシーンが描かれています。

青の祓魔師 神木出雲と神木月雲
著:加藤和恵『青の祓魔師』12巻 第52話 P185より
ぷり子
ぷり子

このシーン前に見たことがあるような気がする・・・

先ほど取り上げた第6話で描かれていたシーンを覚えていますでしょうか?

勝呂竜士に祓魔師になる目的を聞かれた際に、過去の記憶を思い出していた出雲のシーンです。

二つとも非常に似ているので、出雲は第6話でこのシーンを回想していたと推測出来ます。

神木出雲が手騎士を志望する理由

「神木出雲が祓魔師になる目的」については、第51話の出雲自身の発言によって明かされます。

手騎士二種の称号を取って「神降ろし」が出来るようになること

なぜ出雲は神降ろしが出来るようになる必要があるのでしょうか?

その理由については、第53話で明かされています。

出雲は玉雲のストック

不死の妙薬「エリクサー」の実験体である玉雲が、何かしらの事情で実験が続けられなくなった場合に、出雲が代わりのストック要員となるため。

だからこそ出雲は、母親のように九尾を自身に憑依させる「神降ろし」をマスターしないといけないのでした。

加藤和恵先生のコメントについて

作者の加藤和恵先生は12巻の著者紹介のコメント欄で、出雲の過去について本当はもっと早く描く予定だったことを打ち明けています。

ぷり子
ぷり子

第6話〜第52話だから伏線回収までに開きがあるね!

くま太郎
くま太郎

すぐに回収されるよりもワクワクする!

今回の記事のまとめ

最後までお読み頂きありがとうございました!

ぜひコメント欄にて記事の感想を頂けると嬉しいです!

漫画のファン同士でも交流出来る場になれば良いなとも思っているので!

また、当ブログでは今回の記事の他にも『青の祓魔師』に関する様々な記事をまとめています。

気になる方はお時間がある際に是非チェックしてみて下さいね!

オススメの記事を以下に載せておきます。

以上で今回の記事はおしまいです。

どんどん漫画を盛り上げていきましょう!

それではまた。

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