皆さんこんにちは!漫画ブロガーのくま太郎です!
今回の記事では漫画『青の祓魔師』第131話「無双 闡す」について、ネタバレありの最新話感想をまとめていきたいと思います。
物語の内容によっては考察や伏線の回収を随時していくため比較的長文の記事になりがちですが、これからも当ブログをどうぞ宜しくお願いします!
今回の記事のポイントは以下の通りです。
それでは物語の内容についてまとめていきます。
「奔星の扉」の中でのしえみの修行
冒頭では奔星の扉の中で修行をしているしえみの様子が描かれていました。
相変わらず自分に自信を持てないしえみさん。
しえみは凄いんだからもっと自信を持つべき!
そんなしえみを見かねたおばあちゃんは静かに問いただします。
醸し出す覇気がさすがシェミハザって感じでしたね。
地の王アマイモンとチューチ
いやー、チューチとかめっちゃ懐かしいですね!
ちなみに第13話ではチューチの雌蛾に卵を産み付けられてしまったしえみが、地の王アマイモンに操られるシーンが描かれていました。
アマイモン曰く、もともとは燐に試そうとしていた魔術とのことでしたので、過去のシーンを振り返ってみたんですけど全然見つからなかった。。
もし見つけたよーって方がいらっしゃれば是非コメント欄で教えてくださいね。
しえみの幼少期について
アマイモンの発言によって、しえみが幼少期の頃に操り人形だったことが明かされています。
その時の発言がこちらです。
「あの頃から少しも変わらない 出来損ないですね」
著:加藤和恵『青の祓魔師』第131話より
どこかで聞いたことがありますよね、このセリフ。
次に第113話での賢座庁長官エレミヤ・ウザイの発言を振り返ります。
「フフフ・・・可哀想に 貴女はお小さい頃と何も変わらない」
著:加藤和恵『青の祓魔師』24巻 第113話 P196より
「出来損ない」「可哀想」
このシーンでもしえみが幼少期と同じように操り人形になる雰囲気が描かれていましたよね。
それはそうと、しえみの幼少期ってかなり謎ですよね。
しえみが過去の記憶を失っていることも意図的なものであるように感じます。
アマイモンの発言の直後には、そんなしえみの幼少期に繋がる過去の回想シーンが描かれていました。
しえみの過去の記憶について
今後の展開に大きく関わる特大の伏線シーンだったのではないでしょうか。
ひとまず伏線の内容をまとめますね。
- しえみに話しかけている「伯父様」と呼ばれる人物は誰?
- しえみが悪いから何がどうなった?
- 誰が血を流して倒れているのか?
これらの伏線について一つずつ確認していきたいと思います。
しえみに話しかけている「伯父様」と呼ばれる人物は誰?
この特徴的な「前髪」と「喋り方」と「服装」
思い当たる人物は一人しかいませんよね。
彼の名は「エレミヤ・ウザイ」
賢座庁長官であり、しえみと非常に近い人物であることが分かります。
このシーンで重要なポイントは「伯父」という言葉が使われていることです。
「叔父」ではなく「伯父」
「伯父」は親の兄を、「叔父」は親の弟を意味する
つまり、幼少期のしえみの発言がもしも正しければ、エレミヤはしえみの親の兄であることになるんです。
「父親の兄」なのか「母親の兄」なのか。
個人的には「父親の兄」なのではないかと考えています。
しえみが悪い理由は?結果として何がどうなった?
幼少期のしえみに対するエレミヤの発言を振り返ります。
「貴女が悪いからこうなったんですよ」
著:加藤和恵『青の祓魔師』第131話より
なぜ、しえみが悪いのでしょうか。
また、「こうなった」とはどういう意味なのか。
あくまで推測ですが、この場面ではしえみがキッカケとなり「誰かが血を流して死んでしまう」結果になってしまったのだと思われます。
では誰が死んでしまったのでしょうか。
血を流して倒れている人物についての考察
結論から言うと、この人物は「しえみの父親」であると推測できます。
別の記事でまとめていますので、お時間がある際に是非お読み下さい。
しえみの唇を噛もうとする地の王アマイモン
地の王アマイモンがしえみの唇を噛もうとするシーンが描かれていましたが、これにはちゃんとした理由があります。
第13話のシーンを振り返りますね。
このシーンは、しえみのことを嫁にすると決めたアマイモンが契約をするために、しえみの唇を噛みちぎろうとしていたシーンです。
相手の「唇を噛みちぎる」というのが「契約」を意味する行為だそうです。
他のシーンではこのような行為が描かれていないので、もしかするとアマイモン独自の契約方法なのかもしれませんね。
地の王アマイモンを調伏することに成功したしえみ
いやー、地の王アマイモンを調伏することに成功しましたね!
吹っ切れたしえみの表情が力強くてビックリです。
最後の試練を乗り越えたしえみは、おばあちゃんが話していた通りに自信を手に入れました。
しえみがサタン軍との戦いに参入するの楽しみだなぁ。。
ただ嫌な予感がするんですよね。
というのもエレミヤ・ウザイがアーサーとしえみを上手く利用しそうだからです。
これについても別記事で考察する予定です。
対サタン軍の作戦の内容
可愛いイラスト付きで作戦の説明がされていました。
こうしてみると、やっぱりサタン軍めっちゃ強そう。。
サタンだけでもキツいのに、火の王イブリースや腐の王アスタロト、水の王エギュン、光の王ルシフェルまでいるとか。。
それぞれの王に対しては弱点である魔元素(※火の王には水の属性)の強化大隊を編成してぶつけるみたいですけど、なんだかんだで乱戦になりそうな予感がします。
別動隊の作戦について
ライトニングが急きょ思いついた部隊「別動隊」
別動隊の目的は、陽動で暴れる精鋭部隊の影からイゴール・ネイガウスが所持する「デビル☆バニッシャー」を敵陣に砲撃すること。
「デビル☆バニッシャー」については第112話「SsC40:00c」で詳細に説明がされています。
ただ、このデビル☆バニッシャーの弾が残り1発しかないんですよね。。
万が一にでも外したらアウトじゃんかよ。。
メフィストフェレスとシェミハザでサタンを封印
別動隊の作戦が成功したら最後は、メフィストフェレスとシェミハザでサタンを封印するのだそうです。
第118話では光の王ルシフェルに対して、メフィストフェレスとシェミハザが連携して祓魔していましたが、その時と同じようにするのかもしれませんね。
最後の最後でしえみの活躍の場が来そうな予感大です!
楽しみだな。。
騎士團側として戦う志摩廉造
志摩さんは基本騎士團側の人間ですからね!笑
スパイの身は辛そう。。
出雲は志摩に対しての敵意MAXだけど。笑
まぁ九尾の一件があったししょうがないよ。。
子猫丸について
地味に注目してるんです!
子猫さんの活躍って今までにそこまで描かれていないので、絶対見せ場が来るはずなんです。。
参謀としての才能が光る子猫さん。
このような大乱戦には軍師が必要不可欠です。
めっちゃ期待してます!
出雲が言いかけていたこと
雪男から先ほど何を言おうとしたのかを聞かれた出雲は、しえみが賢座庁に連れて行かれたことを皆に明かします。
出雲が何かを言いかけていたシーンは第128話で描かれています。
戦争が始まりバタバタしてしまったので、会話は途中で終わったままとなっていました。
それを思い出す雪男もすごいな。笑
あわあわしてる出雲可愛い。。
ライトニングの姿が見えないアーサーの考察
アーサー目線のシーンで違和感のある描写がありましたので振り返りたいと思います。
ライトニングと話をするアーサーのシーンです。
ライトニングの言う通りアーサーの様子が明らかにおかしいですよね。
それに、このシーンの描写をよく見ると分かるように、周りの騎士團員は描かれているのに何故か発言をしているライトニングの姿だけが描かれてないんです。
まるで洗脳されているかのように。。
・・・誰に?
もちろん「エレミヤ・ウザイ」しか考えられないですよね。
「天空の庭」には世界中の草花が存在していますので、洗脳できる薬草もあるはずですよね。
記憶を消せる効能を持つ薬草ですらあるのですから。
元々は戦場に来る予定のなかったアーサー
アーサーはそもそも戦場に来る予定がなかったんです。
というのも、第113話にて「聖天使團」と共に出動しようとするアーサーをライトニングが止めていたからです。
「駄目だ 君は空軍が動かせた時の司令塔になる 團だけくれ」
著:加藤和恵『青の祓魔師』24巻 第113話 P175より
このライトニングの発言に対してアーサーは「判った」とちゃんと返事をしているんです。
アーサーが聖騎士であり戦闘力が高く力になる存在であるにも関わらず、なぜライトニングはアーサーが戦場に来ることを拒んだのか。
今回のシーンで描かれたライトニングの発言を振り返ります。
「ここには光の王もいるんだ 同じ場所にいるのは危険だって判らないのか 君はルシフェルの」
著:加藤和恵『青の祓魔師』第131話より
言葉の続きは「クローン」です。
ライトニングが懸念していた理由はただ一つ。
「アーサーが光の王ルシフェルの憑依体になる恐れがあること」
だからライトニングは止めたんです。
でも結果としてアーサーは戦場に来てしまいました。
ある者の手引きによって。
義兄「エレミヤ・ウザイ」の計らいについて
ライトニングから本部に戻るよう諭された際のアーサーの発言です。
「司令塔などもっと適任の者がいる! そう義兄様が計らってくださった」
著:加藤和恵『青の祓魔師』第131話より
アーサーが「義兄」と呼ぶ人物は第111話で明らかになっています。
その人物の名は「エレミヤ・ウザイ」
このエレミヤの計らいの伏線は第121話で描かれています。
しえみを「奔星の扉」まで見送った後のエレミヤの発言を振り返ります。
「さて・・・残るはアーサーですね」「強き光を灯さねば」
著:加藤和恵『青の祓魔師』26巻 第121話 P15-16より
ここでの発言の意味は今回のシーンで明らかになりましたね。
エレミヤの目的は「アーサーを戦場に連れてくること」だったのです。
・・・何のために?
「アーサーを光の王ルシフェルの憑依体として献上するため」ではないでしょうか。
エレミヤがイルミナティ側の人間であることに関する考察も別記事にてまとめる予定です。
燐の役目は「陽動」
ライトニングの作戦で燐はサタンの注目を集めることになりました。
とにかく暴れろってことですよね?笑
燐にはもってこいの作戦ではないでしょうか。
青い炎全開で暴れ回って欲しいです。
シェミハザの加護「特級魔防御装」
戦いが始まる3分前にシェミハザが、何かをボソボソと呟いているシーンが描かれていました。
どうやら「特級魔防御装」を展開するために呪文を唱えていたようです。
はたしてどのような効果があるのでしょうか。
サタンですらこの魔法の存在を知らないようでしたので効力が気になりますね!
今回の記事のまとめ
とうとうサタン軍との全面戦争が始まります!
悲しくも最終回が近づいてきたのかな。。
それでは今回の記事のまとめをしますね。
当ブログでは今回の記事の他にも『青の祓魔師』に関する様々な記事をまとめています。
気になる方はお時間がある際に是非チェックしてみて下さいね!
オススメの記事を以下に載せておきます。
以上で今回の記事はおしまいです。
お読み頂きありがとうございました。
下の方にコメント欄もありますのでお気軽にお使い下さい。
どんどん漫画を盛り上げていきましょう!
それではまた。
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