漫画『この音とまれ!』ネタバレ 最新話感想 第112話「決戦の地へ」

皆さんこんにちは!漫画ブロガーのくま太郎です!

今回の記事では漫画『この音とまれ!』第112話「決戦の地へ」について、ネタバレありの最新話感想をまとめていきたいと思います。

物語の内容によっては考察や伏線の回収を随時していくため比較的長文の記事になりがちですが、これからも当ブログをどうぞ宜しくお願いします!

今回の記事のポイントは以下の通りです。

今回の記事のポイント
  • 実は武蔵飛行機大好きだった
  • 永大附属高校新入生入部していた?
  • 智華女子高校初登場シーン

それでは物語の内容についてまとめていきます。

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アミュー先生の第112話に関するツイート

第112話について著者のアミュー先生がTwitterでツイートされていましたので載せますね。

センターカラーの扉絵が最高でした!

百谷が部活Tシャツ着てる・・・!!

あとお久しぶりの千ちゃんと晴!笑

とうとう全国大会編が始まります!

武蔵の勉強机の上に置かれた写真立て

冒頭のシーンでは武蔵の部屋の中の様子が描かれていますが、気になった点がありますので振り返りますね。

この音とまれ! 武蔵の勉強机の上に置かれた写真立て
著:アミュー『この音とまれ!』第112話より

武蔵の勉強机の上に置かれていた写真立てについてです。

何気なく描かれていましたが、実はこれらの写真は以前にも物語内で描かれていたんです。

箏曲部のメンバーが映った集合写真

まずは「箏曲部のメンバーが映った集合写真」についてですが、この写真は11巻で収録されている第55話「懐かしい温度」の扉絵で描かれていたものと全く同じなんです。

ちなみに第55話の内容は時瀬高校が全国大会出場を決めた直後のお話です。

なので、おそらく優勝後に部員たちで集まって記念に集合写真を撮っていたのかもしれませんね!

元時瀬高校箏曲部の真白先輩と武蔵が映った写真

次は「元時瀬高校箏曲部の真白先輩と武蔵が映った写真」についてです。

こちらは11巻で収録されている第43話「決戦の朝」の冒頭シーンで描かれていました。

さりげなく描かれていたので気づいた人は少ないんじゃないかなぁ。。

気になった方は是非確認してみてくださいね!

武蔵に胃薬を持ったかどうかを確認する母親

武蔵の母親が忘れ物は無いかと武蔵に聞くシーンで「胃薬」というワードが出てきていますが、これは武蔵が緊張のかかる場面でいつもお腹を痛めやすい傾向にあるためです。

1巻で収録された第1話「新入部員」では、高校受験の日に武蔵がお腹を痛めていたことが明かされていて、第2話「資格の在処」では新入生に対する部活紹介の演奏前に腹痛でトイレにこもっているシーンが描かれていましたよね。

でもそんな武蔵がいつの日からか胃痛を起こさなくなっていたことに皆さんはお気づきでしたでしょうか?

演奏前に胃痛を起こさなくなった武蔵

8巻で収録された第30話「ゆるぎないもの」では、時瀬高校箏曲部が学祭で演奏を行うシーンがあるのですが、この時から武蔵は胃痛を起こさなくなっています

ちなみにこの演奏の1つ前が関東邦楽祭での『久遠』の演奏です。

やはりここを乗り越えたことが武蔵にとってもかなり大きかったんじゃないかなあ。。

口だけではなく本当に心から舞台を楽しめるようになった武蔵の姿に感動です。。

だからもう胃薬なんてノーセンキューだ!!!笑

出発前の武蔵と武流の会話

玄関でのお見送りのシーンで弟の武流は兄の武蔵に対して声をかけて送り出していました。

このシーンて何気に感動しませんか??

「がんばれ」と伝えることの恥ずかしさよりも武蔵に「頑張ってきてほしい」という思いの方が強かったってことですもんね。

よく言ってくれたよ・・・。

4巻で収録された第15話「向かい風」では、男で箏に励む武蔵の姿を見て非難していた武流も今ではちゃんと兄を応援しているのが何か良いですよね。

あと11巻で収録された第43話「決戦の朝」で、万が一にでも時瀬高校が全国に行くようなら観に行ってやっても良いと武流は武蔵に話していましたが、その言葉通りちゃんと全国大会の演奏を観に行くようです。

時瀬高校の演奏本番は三日後

23巻に収録された第90話「揺れる、青」では、全国大会出場校の演奏順が明かされており、その際に時瀬高校は「二日目の13番」であることが分かっていました。

なので、今回描かれている日は全国大会が始まる前日ということですね!

大会一日目はバタバタしてるだろうし、気持ちを整えるのが難しそう。。

ちなみに一英高校「二日目の4番」です。

・・・演奏やばそうだなぁ。。

空港まで見送りに来た校長と教頭

なんと時瀬高校の校長教頭が空港までお見送りに来てくれていました。

たまたま近くで仕事があったから来ただけとか・・・ツンデレ教頭。。笑

初期では考えられないほど良い先生になりましたよね!

出発の際に愛たちが校長たちへお辞儀をする姿を見て号泣する教頭

成長した姿を見て感動したんだろうね!

校長が時瀬箏曲部の部員たちに伝えたかったこと

校長が時瀬箏曲部の部員たちに伝えたかったことは、

「全国ではまだ周囲から厳しい目を向けられるかもしれない」

ということ。

でも愛たちは覚悟を持って前を向いているので全く心配はないはず!

25巻に収録された第103話「泥だらけの純真」でも滝浪先生が言っていましたよね。

「よく知りもせず考えもせず石を投げてくるような奴の言葉に価値なんかない」

著:アミュー『この音とまれ!』25巻 第103話 P108より

何も知らない奴からの誹謗中傷に向き合う必要なんてないんです。。

今までみんなの頑張りをちゃんと見てきた人が周りに沢山いるんで心配無用です!

初体験の飛行機で青ざめる愛

さっきまで威勢が良かったのに。。笑

でも愛の気持ち分かります・・・。

初めて飛行機乗る時ってめっちゃ怖いもん。。笑

隣に座っていたさとわはテンションが下がってブルーになってる愛に怖いなら服を掴んでも良いよと声をかけます。

でも愛が掴んだのは・・・。

さとわの手を握る愛

愛が掴んだのは「さとわの手」でした。

いやいや全国大会前にイチャイチャすな。笑

その光景をちゃっかり見ていた妃呂は羨ましそうな様子。。

そんなの見たら武蔵ともしたくなっちゃうよねー。

その武蔵はというと・・・。

実は飛行機が大好きな武蔵

少年のように一人飛行機に夢中な武蔵。笑

目をキラキラさせてましたね!可愛い!笑

そんな飛行機が好きでワクワクしている武蔵の姿を見て妃呂は、武蔵が部屋に飛行機のポスターを貼っていることを思い出していましたが、過去にそのようなシーンがあったかどうか確認してみたいと思います!

この音とまれ! 武蔵の部屋に飾られた飛行機のポスター
著:アミュー『この音とまれ!』18巻 第68話 P29より

確かにちゃんとありました!

ちなみに、この飛行機のポスターは5巻で収録されている第17話「答え」でも実は描かれています。

見切れてしまっているので見つけにくいとは思いますが是非探してみてくださいね!

あと、1巻で収録された第2話「資格の在処」でも同様に武蔵の自室が描かれているシーンがあり、小さな本棚の上に飛行機の模型が置かれていることが分かります。

また、5巻に収録された番外編では小学四年生の夏休みの自由研究で武蔵がペットボトルの飛行機を制作していましたよね。

こうやって振り返ってみれば武蔵めっちゃ飛行機好きじゃんか。。笑

百谷の家庭での出来事

百谷曰く、父親のことで知っていることを全て母親にぶちまけたとのことでした・・・。

いやぁ。。キッツイなぁ。。

百谷の母親は18巻で収録された第70話「I」で登場しています。

自分がスッキリするために言ったとのことでしたが、本人的にはモヤモヤしてそうですよね。

演奏までに全てのわだかまりが解けることは難しいのかなぁ。

でもそれが百谷の「Fill In」完成に繋がりそうな気もするんですよね。。

みっつと百谷の関係

みっつと百谷の関係いいですよね。

ベタベタするわけではないけど確かに繋がってるみたいな。。

百谷の聞き役にはみっつが持ってこいですね!

そんなみっつと百谷の会話を聞く人物が・・・。

みっつと百谷の会話を聞く滝浪先生

ちゃっかり滝浪先生が聞いてました!

先生の嬉しそうな表情がすごく優しくてホッコリしちゃいました。

入部当初は一匹狼だった百谷も今ではかけがえのない大切な箏曲部の仲間です!

音楽に本気になった百谷が心強すぎる。

全国大会本番一日目に演奏をする高校

先ほども取り上げましたが、23巻に収録された第90話「揺れる、青」では、全国大会出場校の演奏順が明かされています。

桐生桜介が率いる「明陵高校」千太朗・晴のコンビ「永大附属高校」全国大会本番一日目に演奏をする高校です。

明陵高校「一日目の7番」で、永大附属高校「一日目の19番」

とうとう演奏が始まっちゃいますね・・・。

物語の終わりが近づいている感じがしてなんか嫌だなぁ。。

リハーサルを行う明陵高校

明陵高校箏曲部顧問であるヨシキ先生は部員のリハーサルの演奏をチェックして「完璧」の一言。

やはり明陵高校も仕上げてきましたねー!

このことで思い出されるのは、14巻で収録された第55話「懐かしい温度」で桜介がしていた発言です。

「いくら実力があっても 本選に向けてコンディションをピークに持っていけなきゃ 全部台無しだからねぇ」

著:アミュー『この音とまれ!』14巻 第55話 P153より

ちゃんと有言実行する桜介が超かっちょいい!

さすが前回の全国大会で2位を取った高校ですよね!

本番での明陵高校の演奏がとても楽しみです!

全国大会ではどんな曲を演奏するのでしょうか。

徒歩で会場に向かう永大附属高校

出ました、我らが千ちゃん!笑

相変わらずブチギレてるんですけど。。笑

キレてる内容も「会場まで徒歩10分の距離でタクシーを使うか使わないか」という。笑

なんか千ちゃんが怒りながら箏を持って歩いてるシーン見たことあるなーと思い、過去のシーンを振り返ってみると・・・ありました。。

6巻で収録された第22話「関東邦楽祭開幕」では、部費がないという理由で茨城から東京まで箏を手持ちで運んできた千太朗と晴のシーンが描かれています。

いつもずっと歩いてんじゃん・・・可愛い・・・。笑

新加入の男子生徒「明里」

永大附属高校にもまさかの新入部員がいました!笑

これは全く予想していなかったことなのでめっちゃびっくり。

この音とまれ! 永大附属高校箏曲部 明里と顧問の初登場シーン
著:アミュー『この音とまれ!』第112話より

新入部員の男子生徒の名前は「明里(あかり)」

晴と同じく身長が高いみたいです!

巨人に挟まれる千ちゃん・・・。笑

あと、明里が自分自身の箏を持って会場に向かっていることからも、演奏に参加することが推測できますよね。

どんな演奏になるんだろう!!!

あと地味に映っていた顧問の先生・・・おめでたいことに初登場です!笑

千太朗のおばあちゃん

どうやら千太朗のおばあちゃんが全国大会の演奏を聞きに来るそうです。

ちなみに千太朗のおばあちゃんの話は7巻で収録された第24話「ライバル」で詳しく描かれていますので、忘れている方は是非読み返してみてくださいね!

現在、千太朗のおばあちゃんは身体を悪くしてしまい茨城の病院で入院しているようですけど、北海道までの長旅をしても大丈夫なのでしょうか。。

正直少し不安が残ります。

それでも有言実行でおばあちゃんを全国に連れて行く千ちゃんは超絶カッコいいですよね!

何気に一番好きなキャラです。笑(昔は哲生派でしたが。。)

梅次和楽器

時瀬高校が札幌滞在中に演奏の練習をする場所本番当日の楽器の運搬については、仁科楽器の静音おばあさんが知り合いである「梅次和楽器」さんでお世話になることに。

めちゃめちゃ明るくて良い人そうでしたね!

それはそうと、静音おばあさんとは元々どういった関係だったのでしょうか。

第5話では静音おばあさんが愛に対して、源じいさんのことを知っていた理由として「狭い業界」であるからと答えているシーンが描かれていました。

狭いとはいえ北海道ですよ!?

梅次さんは仁科楽器の部屋の広さを知っているようでしたし、きっと過去に仁科楽器へ行っているはずなんですよね。

んー、神奈川に住んでいたこともあったのかな?

見た感じ梅次さんは第2話で登場した静音おばあさんの孫とも年齢が近そうなので、2人にも何か繋がりがあったのかもしれませんね。

あと関係ないですけど梅次さんの耳元にピアスの穴が開いてる・・・学生の時にヤンチャしてた?笑

梅次さんの父親

愛の顔を見るなり顔を背けて無言でその場を立ち去る梅次さんの父親

なんだなんだ。。笑

どうやら愛の暴力事件を真に受けていて、元々は場所の提供も反対していたとのことでした。

まぁ時瀬高校に入学する前の愛の過去の暴力事件は本当のことですからね。。

梅次さんの話では、静音おばあさんが頭を下げて時瀬高校の受け入れをお願いしたとのことでしたが、頑固そうな梅次さんの父親が最終的に折れたのは時瀬高校に対する静音おばあさんの強い想いだったのかもしれませんね。

表では素っ気ない態度ばかりですが、裏ではいつもちゃんと時瀬高校のことを考えて支えてくれる静音おばあさんが最高すぎます!

智華女子高校

とうとう登場してきましたね!

西の姫坂と呼ばれる「智華女子高校」

バリバリの関西弁を使う生徒たちばかりでした!

バスに乗って「リハーサル」に向かっていることからも本番の演奏は一日目なのかもしれません。

そんな智華女子高校の生徒たちですが、時瀬高校に対してはあまり良い印象がないみたいですね。。

時瀬高校のテレビでの演奏

智華女子高校の生徒が時瀬高校について次のように話をしていました。

「テレビでの演奏も大したことなかったやんな?」

著:アミュー『この音とまれ!』第112話より

これはテレビで放送された時瀬高校の演奏について話をするシーンですが、このテレビでの放送は24巻で収録された第98話「7 pm in July」で描かれています。

この音とまれ! テレビで放送された時瀬高校の演奏
著:アミュー『この音とまれ!』24巻 第98話 P99より

まだ『和』の曲想が固まっていない時期の演奏でしたので、本人たちも演奏が良くないことを自覚していました。

テレビで放送された実際の演奏シーンは22巻で収録された第89話「等身大ノート」にて描かれていますので、気になる方は是非読み直してみて下さいね。

智華女子高校の生徒「巴(ともえ)」

智華女子高校の生徒の中でも一際気の強そうな女子生徒が。。

彼女の名前は「巴(ともえ)」

「暴力ふるう奴の演奏なんて どうせ全国じゃ通用せえへん こてんぱんに打ちまかしたるわ」

著:アミュー『この音とまれ!』第112話より

ひょええぇ・・・。笑

暴力事件のことはやっぱりみんな知っているんですね。

ちなみに智華女子高校と時瀬高校は宿泊するホテルが同じらしいんですけど・・・なんか一悶着ありそうな予感大。笑

今回の記事のまとめ

いやー、見どころ沢山ありましたね!

新キャラも出てきたのですごく楽しみです。

それでは今回の記事のまとめをしますね。

今回の記事のまとめ
  • 武蔵飛行機好きには伏線があった
  • 永大附属高校新入生「明里あかりが初登場
  • 智華女子高校で一際目立つ生徒「巴(ともえ)」が初登場

当ブログでは今回の記事の他にも『この音とまれ!』に関する様々な記事をまとめています。

気になる方はお時間がある際に是非チェックしてみて下さいね!

オススメの記事を以下に載せておきます。

以上で今回の記事はおしまいです。

お読み頂きありがとうございました。

下の方にコメント欄もありますのでお気軽にお使い下さい。

どんどん漫画を盛り上げていきましょう!

それではまた。

コメント

  1. ゆーちゃん より:

    武蔵の飛行機好きの伏線ありましたねー!笑笑笑

    • くま太郎 くま太郎 より:

      コメントありがとうございます!
      ありましたねー!笑
      めちゃめちゃさかのぼりました!