皆さんこんにちは!漫画ブロガーのくま太郎です!
今回の記事では漫画『青の祓魔師』アベル・フランケンはメフィスト・フェレスのクローンについて、まとめていきたいと思います。
今回の記事のポイントは以下の通りです。
それでは内容についてまとめていきます。
アベル・フランケンについて
藤本獅郎の1つ前の聖騎士であった「アベル・フランケン」
22巻に収録された第103話「SsC11:29」で初登場しているキャラです。
聖騎士とは「祓魔師の階級・称号を表すもの」のことであり、三賢者の次に地位の高い役職として知られている。ちなみに聖騎士の次に地位が高いのは四大騎士である。
まぁ簡単に言えば、めちゃめちゃ強いってことですね。笑
そんなアベル・フランケンが、実は時の王サマエルと親子関係である可能性が浮上しているのです。
アベル・フランケンの発言「父さん」
そのような可能性が浮上するキッカケとなったシーンは、25巻で収録された第116話「SsC23:17g」の中で描かれています。
サタンにより体を乗っ取られる直前にアベル・フランケンは、メフィスト・フェレスの方へと手を伸ばし「父さん」と呼びかけます。
アベル・フランケンのこの発言には明らかに違和感がありましたよね。
はたして本当にメフィスト・フェレスがアベル・フランケンの父親なのでしょうか?
アベル・フランケンの容姿について
22巻で収録された第103話「SsC11:29」では、祓魔師の任命式のシーンが描かれています。
ここでもアベル・フランケンが登場するのですが、気になる発言があるので振り返ります。
アベル・フランケンを初めて目の当たりにした燐は次のように発言をしています。
「何か・・・誰かに似てねーか?」
著:加藤和恵『青の祓魔師』22巻 第103話 P169より
燐はアベル・フランケンが誰に似ていると思ったのでしょうか?
結論から言うと、それは「メフィスト・フェレス」であると考えられます。
このシーンではメフィスト・フェレスとアベル・フランケンの顔が比較的近い位置で描かれているので、二人の顔を見比べることが出来ます。
確かに燐の言う通り似ていますよね。
まるで「クローン」であるかのように。。
アベル・フランケンはサマエル群のクローン?
結論から言うと、アベル・フランケンは「時の王サマエル群のクローン」であると考えられます。
「時の王サマエル群のクローン」については、19巻で収録された第85話「異形葉」と第86話「結果枝」にて詳細な説明がされています。
アサイラムの研究施設「十三號セクション」では、秘密裏に悪魔の王の複製品が大量生産されていた。研究対象となった悪魔の王は上位三位の「光の王ルシフェル」「氣の王アザゼル」「時の王サマエル」である。
ここで重要なことは、時の王サマエルにはクローンが居たという事実です。
若かりし頃の藤本獅郎の発言
次に22巻で収録された第101話「SsC04:36」のとあるシーンを振り返ります。
若かりし頃の藤本獅郎が、正十字騎士團の名誉騎士を務めるメフィスト・フェレスの胸ぐらを掴みながら言い放ったセリフです。
「十五年に一人 各験体群から候補生を出すはずだ 今年はその十五年目」
著:加藤和恵『青の祓魔師』22巻 第101話 P110より
この後に獅郎は晴れて候補生として日々を歩んでいくこととなるのですが、このシーンでの発言で最も重要なポイントは「十五年前にも各験体群から候補生が出ていた」ということです。
十三號セクションで研究対象となっていた複製品の験体群は、上位三位の「光の王ルシフェル」「氣の王アザゼル」「時の王サマエル」の三つに分かれている。
「各験体群から」とのことでしたので、当然「サマエル群」からも候補生が出ているはずですよね。
もしかすると、「十五年前に候補生となったサマエル群の験体」こそが、後に聖騎士まで上り詰めることとなったアベル・フランケンなのかもしれませんね。
サタンの憑依に少しの間耐えられたアベル・フランケン
もしも「十五年前に候補生となったサマエル群の験体」がアベル・フランケンであるとするならば、腑に落ちるシーンが25巻に収録された第116話「SsC23:17g」にて描かれています。
サタンがアベル・フランケンに強制憑依をした際の発言です。
「・・・あ? コレはモツな・・・」
著:加藤和恵『青の祓魔師』25巻 第116話 P79より
多くの人々がサタンの強制憑依に身体が耐えきれず、直ぐに青く発火して燃え尽きてしまうのに、なぜアベル・フランケンは耐えられたのか
それは「サマエル群の験体」であったからではないでしょうか。
ここで思い出したいのが「不老不死薬の研究」の始まりについてです。
不老不死薬の研究は八候王の上位三位の憑依体が特に強靭で優秀な遺伝子を持ち、細胞を無限回復させるような創薬にも適合すると考えられたため開始されたものである。
「特に強靭で優秀な遺伝子」
つまり、各験体群のクローンは普通の人間と違って、そもそも「悪魔の王の憑依体になる素質」があるのです。
藤本獅郎がサタンの強制憑依にある程度の時間耐えることが出来たのも、同様に「アザゼル群の験体」であったからではないでしょうか。
地の王アマイモンが自身で名乗った名前
19巻で収録されている第84話「根幹」で描かれたシーンを振り返ります。
地の王アマイモンが「アンブロシウス・ファウスト」という名前で正十字学園に転入してくるシーンです。
「アンブロシウス」という名前に引っかかった勝呂竜士は以下のように発言をしています。
「アンブロシウスはドイツ人の名前やろ・・・」
著:加藤和恵『青の祓魔師』19巻 第84話 P11より
「アンブロシウス」はドイツ人の名前
地の王アマイモンの憑依体の名前
次は19巻で収録されている第86話「結果枝」で描かれたシーンについてです。
この回では、サマエル群の験体が地の王アマイモンの憑依体になったことが明かされているのですが、なんとその験体の名前こそが「アンブロシウス」だったのです。
ここで思い出したいのが、「クローンは大元のドナーの憑依体遺伝子の複製である」という点です。
簡単に言うと、日本人からクローンを作ればそのクローンも遺伝子的にもちろん日本人だよねということ。
その分かりやすい例が「藤本獅郎」です。
19巻で収録されている第86話「結果枝」では、アザゼル群の験体の名前が何人か明かされており、彼らの名前には共通として「〜郎」という日本人特有の名前が使われている。
話が若干逸れてしまいましたが、ここで言いたいことは一つです。
「サマエル群の験体は全員『ドイツ人』の名前が使われているはず」
アベル・フランケンの名前について
もしもアベル・フランケンという名前が「験体の本当の名前」で、尚且つ「サマエル群のクローン」であるとすれば。。
アンブロシウスと同様に「アベル・フランケン」という名前が「ドイツ人」に関わる名前のはずですよね。
一応こちらで調べてみました。
- 「アベル(Abel)」:特有とまでは言わないが、ドイツ人にも見られる名前。
- 「フランケン(Franken)」:ドイツ語で「フランケン地方」を意味する言葉
このことからも、「アベル・フランケン」という名前が「ドイツ」とゆかりのある名前であることが分かります。
以上のことからも、アベル・フランケンが「サマエル群のクローン」である可能性は高いのかなと思います。
今回の記事のまとめ
今回の記事では、アベル・フランケンが時の王サマエルのクローンであるという考察をまとめてきました。
あくまで個人的な考察ですので、もちろん事実と異なる場合も当然あります。
それでは今回の記事のまとめをしますね。
当ブログでは今回の記事の他にも『青の祓魔師』に関する様々な記事をまとめています。
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以上で今回の記事はおしまいです。
お読み頂きありがとうございました。
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それではまた。
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