皆さんこんにちは!漫画ブロガーのくま太郎です!
今回の記事では漫画『青の祓魔師』杜山しえみの正体はシェミハザの子孫「巨人」について、まとめていきたいと思います。
それでは内容についてまとめていきます。
杜山しえみについて
主人公の奥村燐が所属する正十字学園の生徒で、普段は実家の祓魔屋のお手伝いをしているしえみ。
また、初登場が第3話という割と早い段階から物語に関わっている主要キャラの一人です。
序盤ではそこまで大きく目立った存在ではなかったのですが、物語の後半にきてかなり重要な役割を担っていることが発覚し、しえみさんの凄さに大勢の青エクファンがザワついている状況です。笑
そんな彼女の「重要な役割」についてまとめていきたいと思います!
創造皇シェミハザについて
虚無界(ゲヘナ)には8人の悪魔の王族である「八候王(パール)」の他に、「双星(ソール)」と呼ばれる2人の皇がいました。
彼らは物質界(アッシャー)で受肉した後、悪魔と戦う術を人間に教える為に人間と交わり子孫を残します。
その子孫こそが「巨人(ネフィリム)」と呼ばれる存在です。
巨人は現在では「三賢者(グリゴリ)」として正十字騎士團の最高顧問となっているため、重大な議題の際には騎士團全体の意思として意見が尊重されます。
そんな正十字騎士團にとって要である「創造皇シェミハザ」の巨人と杜山しえみには一体どのような関係があるのでしょうか。。
虚無界(ゲヘナ)には「八候王(パール)」以外にも「双星(ソール)」と呼ばれる「虚無皇アルムマヘル」と「創造皇シェミハザ」の2人の皇がいる。彼らの子孫は「巨人(ネフィリム)」と呼ばれており、現在では正十字騎士團の中枢を担っている存在。
杜山しえみの正体は創造皇シェミハザの子孫「巨人」
実は杜山しえみの正体が「創造皇シェミハザ」の子孫「巨人(ネフィリム)」であることが現在判明しているのです。
この衝撃的な事実にビックリされた方はめちゃくちゃ多かったはず。。
ただ実際にそのことが判明するまでに様々な伏線が物語の中で描かれていましたので、出来る限り全ての散りばめられた伏線を回収していきたいと思います!
しえみの母親と神木出雲の会話
第82話では、しえみの母親と神木出雲が外のベンチで会話をするシーンがあるのですが、この時にしえみの母親はしえみのことについて以下のような発言を残しています。
「あたしもなりたいものにならせてやりたいさ」「そう出来るもんならね・・・」
著:加藤和恵『青の祓魔師』18巻 第82話 P139より
当時はまだ杜山しえみの正体が巨人であることを明かされていない状況でしたので、今振り返るとこのシーンは杜山しえみの正体が「創造皇シェミハザ」の子孫「巨人(ネフィリム)」であることの伏線であったと考えられますね。
しえみの母親の大切な話
第84話では祓魔師認定試験を受ける覚悟を決めたしえみに対して、しえみの母親が以下のように答えるシーンが描かれています。
「お前がその覚悟なら母さんにも話がある」
著:加藤和恵『青の祓魔師』19巻 第84話 P31より
ちなみに、このしえみの母親の話の内容については描かれていませんが、第87話では「しえみの母親の大切な話」を聞いた後のシーンが描かれています。
この場面では特にしえみが何かを発言したわけではないのですが、しえみの表情からも並々ならぬ「戸惑い」と「決心」が感じられます。
その後にしえみは燐たちへ祓魔師認定試験を受けないことを伝え、賢座庁の者たちに連れていかれることとなるのですが、やはりしえみは第84話で母親から自身が「創造皇シェミハザ」の子孫「巨人(ネフィリム)」であることについて一通り話を聞いていたのではないでしょうか。
第87話「胚子」の扉絵
第87話の題名は「胚子」ですが、「胚子」とはこれから育っていく元となるものを指しています。
そして、「しえみの後ろ髪が植物に引かれている扉絵」も印象的でしたよね。
「後ろ髪を引かれる」という諺は「心残りがあったり未練がある」という意味ですので、しえみが置かれている状況と合っているような気がしますよね。
この扉絵には「燐たちと共に祓魔師認定試験を受けたいけれど、自分には創造皇シェミハザの子孫である巨人(ネフィリム)としての務めがある」という、実は隠れたメッセージが込められていたのではないでしょうか。
祓魔師認定試験を受けない理由を明かさないしえみ
第89話では、しえみが祓魔師試験を受けない理由について燐に聞かれるシーンがあるのですが、その際にしえみは次のように返答しています。
「理由が言えなくてゴメン・・・!」
著:加藤和恵『青の祓魔師』20巻 第89話 P27より
理由が言えないのは、「創造皇シェミハザ」の子孫「巨人(ネフィリム)」であるからではないでしょうか。
「三賢者(グリゴリ)」は正十字騎士團の最高顧問ではありますが、3人とも正体を明かしていないことからも分かるように情報は極秘とされていることが伺えます。
簡単にバレちゃうとセキュリティの面でも危ないですもんね。。
しえみの能力に感づく「地の王アマイモン」
第98話では、暴走する燐の炎から仲間を守るためにしえみが大量の植物の壁を出すというシーンがあるのですが、あまりの凄さに出雲ですら疑問に感じている様子でした。
そして、このシーンでは出雲と同様に「地の王アマイモン」も何かに気が付いていました。
「あの女やはり でももしそうなら・・・」
著:加藤和恵『青の祓魔師』21巻 第98話 P152より
言葉の意味については丁寧に説明がされていませんでしたが、おそらく「地の王アマイモン」もしえみが「創造皇シェミハザ」の子孫「巨人(ネフィリム)」であることに気がついたのだと思われます。
賢座庁の者たちに連れて行かれるしえみ
第99話では、出雲の言葉によって燐への想いを自覚したしえみが以下のように言葉を漏らしています。
「今頃気付いたってもう遅いのに・・・」
著:加藤和恵『青の祓魔師』22巻 第99話 P27より
このしえみの発言は、いずれ「三賢者(グリゴリ)」のうちの一角である「創造皇シェミハザ」の子孫「巨人(ネフィリム)」としての役割を務めなければいけないことを示唆する発言であったのかもしれませんね。
この直後のシーンで、賢座庁の使いによってしえみはヴァチカン本部へと連れて行かれます。
賢座庁とシェミハザ
第102話では賢座庁の者たちがシェミハザの側近として同行しているシーンが描かれているため、 賢座庁とシェミハザが密接な関係であることが判明しています。
このシーンによって先ほどの第99話で描かれた「しえみと賢座庁」から、「しえみとシェミハザ」という関係について結びつくことが分かります。
第110話では、シェミハザの結晶聖域である天庭(アマハラ)にて賢座庁の者たちから、しえみは次のように声をかけられています。
「お帰りなさいませ シエミ様」
著:加藤和恵『青の祓魔師』24巻 第110話 P65より
元々しえみが居た場所であったという意味を含んだ発言だったのではないでしょうか。
このシーンによって「しえみとシェミハザ」の関係が本当であるという確信に変わったと言えますね。
第114話では第110話のシーンの続きが描かれており、しえみがこれから住む「斎宮」についても描かれています。
過去の賢座庁に関する出来事を思い出せないしえみでしたが、このことについては別の記事でまとめる予定です。
絶対に辿り着けない屋敷「祓魔屋」
第43話では学園七不思議の1つとして「絶対に辿り着けない屋敷の祓魔屋」が挙げられていましたが、しえみ曰く「物理的に近付けないようになってる」と聞いたことがあるとのこと。
当時は何気に軽くスルーしていましたが、よくよく考えてみるとそこまでする理由が不明ですよね。
外部からの悪魔の侵入を防ぎ、「シェミハザの子孫を守る」という理由であれば合点がいきます。
第66話のメフィストの発言「大事な手駒(ピース)」
最後に第66話でのメフィストフェレスの発言を振り返ってみたいと思います。
メフィストは燐たちのことを一人一人指さしながら次のように発言していました。
「私にとって誰一人欠けてはならない大事な手駒」
著:加藤和恵『青の祓魔師』15巻 第66話 P132より
もちろんこの場面では「杜山しえみ」も含まれていました。
当然メフィストフェレスは、しえみが「三賢者(グリゴリ)」のうちの一角である「創造皇シェミハザ」の子孫「巨人(ネフィリム)」として、いずれは役割を務めなければいけないことを知っているはずなので、このメフィストの発言はそのことを暗に示していた重要な伏線であったのかもしれませんね。
今回の記事のまとめ
いやー、かなり沢山の伏線がありましたね!
今回わざと拾っていない伏線もありますが、別のテーマの考察記事にてまとめる予定です。
杜山しえみの正体が「創造皇シェミハザ」の子孫「巨人(ネフィリム)」であることによって、今後の物語はどのように動いていくのでしょうか。。
それでは今回の記事のまとめをしますね。
当ブログでは今回の記事の他にも『青の祓魔師』に関する様々な記事をまとめています。
気になる方はお時間がある際に是非チェックしてみて下さいね!
オススメの記事を以下に載せておきます。
以上で今回の記事はおしまいです。
お読み頂きありがとうございました。
下の方にコメント欄もありますのでお気軽にお使い下さい。
どんどん漫画を盛り上げていきましょう!
それではまた。
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