皆さんこんにちは!漫画ブロガーのくま太郎です!
今回の記事では漫画『スパイファミリー』プロジェクトアップルについて、まとめていきたいと思います。
今回の記事のポイントは以下の通りです。
それでは内容についてまとめていきます。
プロジェクトアップルについて
第19話で明らかになった計画、その名も「プロジェクトアップル」
東国旧政権下に軍事目的でIQの恐ろしく高い動物を生み出そうとしていた研究であり、黄昏曰く、無茶な実験を繰り返してその結果研究半ばで政権が崩壊して計画は頓挫したとのことでした。
目標には遠く及ばない半端な成果に終わったとか。。
そんなプロジェクトアップルにまつわる様々な伏線について全て取り上げていきたいと思います!
プロジェクトアップルとテロリストの犬
第17話から始まるテロリスト編では、プロジェクトアップルの失敗した実験体の生き残りとして「知能があり訓練を施された犬」が登場しています。
先ほども書きましたがプロジェクトアップルの研究自体は第19話で初めて明らかになったのですが、その前の第17話のシーンで犬を管理している2人の男性が以下のように発言をしています。
「人間のオモチャになるために散々いじくりまわされてよ」
「こいつらとても賢い犬には見えんよなぁ」
著:遠藤達哉『スパイファミリー』3巻 第17話 P156,158より
第17話の時点では理解出来ないシーンでしたが、第19話で判明したことで彼らがプロジェクトアップルのことについて知っていたために先ほどの発言が出来たということが分かります。
次はそんな「知能があり訓練を施された犬」のうちの1匹として描かれていたフォージャー家のペットであるボンドとプロジェクトアップルの関係についてまとめていきたいと思います。
プロジェクトアップルとボンド
第17話のシーンではフォージャー家のペット「ボンド」が描かれているので、過去にボンドもプロジェクトアップルの研究を受けていたと考えることが出来ますね。
また、第58話前編では情報屋のフランキーが黄昏に、ボンドがプロジェクトアップルの研究対象であったことを確認するシーンが描かれています。
このシーンではプロジェクトアップルの研究員も描かれていまして、一番右側に立っているスキンヘッドの研究員については後ほども取り上げる予定です。
ボンドの「未来予知」の超能力について
皆さんもご存知のボンドの超能力「未来予知」についてです。
ボンドの超能力「未来予知」は第17話で初めて描かれていて、第18話ではその超能力を使って少年を助けていましたよね。
普通の犬に「未来予知」という超能力が元々あったとは到底考えられないので、ボンドはプロジェクトアップルの研究によってIQを高められ、「未来予知」という超能力を手に入れたのかも知れませんね。
第22話ではボンドがプロジェクトアップルの研究を受けていた時の過去の回想シーンが描かれています。
プロジェクトアップルの研究で投薬をされ「8号」と呼ばれていたボンド。
このシーンでは先ほどと同様にプロジェクトアップルの研究員も描かれています。
「前髪チョロン丸眼鏡男」と「スキンヘッド丸眼鏡男」
この人たちどこかで見たことありますよね。。
実は第1話でアーニャが過去の回想をしているシーンで、この2人の研究員は登場しているんです。
次はプロジェクトアップルとアーニャの関係についてまとめていきます。
プロジェクトアップルとアーニャ
まずはその第1話でアーニャが過去の回想をしているシーンについて振り返ります。
先ほどのボンドのプロジェクトアップルの研究シーンとアーニャの回想シーンの両方に登場しているプロジェクトアップルの研究員「前髪チョロン丸眼鏡男」と「スキンヘッド丸眼鏡男」
これらのことからアーニャが過去にボンドと同様にプロジェクトアップルの研究対象であった可能性が非常に高いことが分かります。
そういえば、第1話のナレーションでアーニャは「とある組織の実験によって偶然生み出されたこと」と「被験体”007″と呼ばれていたこと」が判明していましたよね。
もう一度確認しますが、プロジェクトアップルとは「軍事目的でIQの恐ろしく高い動物を生み出そうとしていた実験」のことです。
そして、ボンドはプロジェクトアップルの研究では「8号」と呼ばれていました。
アーニャとボンドにはどこか共通点が多いように感じます。。
アーニャの「心を読む」超能力について
ボンドはプロジェクトアップルの研究で「未来予知」という超能力を手にしたと考えられますが、もしかするとボンドと共通点の多いアーニャもプロジェクトアップルの研究によって「自分以外の心の中を読む」という超能力を手にしたのかも知れませんね。
ここであえて「人」の心の中ではなく、「自分以外」の心の中と言ったことには理由があります。
などなど。以上のようにアーニャは「様々な生き物」の心の中を読むことが出来ているのです。
次はある一人のプロジェクトアップルの研究員についての考察をしたいと思います。
黄昏の友達がプロジェクトアップルの研究員?
第62話前編で描かれた「あるシーン」によって、プロジェクトアップルの研究員のうちの一人が実は過去に「黄昏の仲の良い友達」であったという説が急浮上してきたのです。
その人物とは・・・先ほど載せたシーンの中にも描かれていた「前髪チョロン丸眼鏡男」です。
まずはその問題のシーンを確認してみます。
幼少期の黄昏にはよく遊ぶ「3人の友達」がいました。
それぞれには呼び合うあだ名があったようです。
少年 | あだ名 |
---|---|
金髪の小太りの少年 | 大佐 |
黒髪センター分けの少年 | 少佐 |
黄昏 | 参謀 |
前髪が三日月型の少年 | ??? |
なぜか1人だけあだ名が明かされていないのです。
明らかに違和感がありますよね。
これだけでも充分怪しいのですが、それよりももっと重要な伏線が描かれているんです!
それは、あだ名が明かされていない少年の「特徴的な前髪と丸眼鏡」です。
もうお気づきでしょうか。。
この少年の容姿がプロジェクトアップルの研究員のうちの一人として描かれている「前髪チョロン丸眼鏡男」 と非常に似ていることに気がつくと思います。
第1話のシーンを見る限り年齢的にも黄昏と近いように見えますし、もしかすると幼少期の黄昏と仲の良かった「前髪が三日月のようにうねっているあだ名が不詳の丸眼鏡の少年」と同一人物なのかもしれませんね。
次はプロジェクトアップルとイーデン校の関係について考察をしてみたいと思います。
プロジェクトアップルとイーデン校
標的のデズモンドの息子であるダミアンやアーニャが通う「イーデン校」は東国の優秀な人間が集まることで知られており、シンボルマークは皆さんご存知の通り「りんご=(アップル)」です。
・・・おや・・・?
「プロジェクトアップル」という研究の名前にも「アップル(=りんご)」が入っていますよね。。
これは果たして偶然と言ってしまっても良いのでしょうか。。
到底そうとは考えられませんよね。。
次に、第42話で描かれていたイーデン校七不思議の一つ「知恵の甘味」について振り返ります。
イーデン校七不思議の一つ「知恵の甘味」
「食べればたちまち頭が良くなる」という噂のある「知恵の甘味」
第42話では日常回として終始ほのぼのとした雰囲気の中で物語は進行していましたが、もしかするとプロジェクトアップルにまつわる大きな伏線が張られていた重要な回だったのではないかと考えています。
この回で明かされたことは、イーデン校七不思議の一つ「知恵の甘味」についてです。
イーデン校では、どこからともなく学食へやってくる謎のパティシエによって気まぐれに提供されるスイーツがあり、そのスイーツを口にした者たちが数多く「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」になったことから、「食べればたちまち頭が良くなる」という風説が生まれたとのことでした。
ちなみに「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」については第7話で管理官(ハンドラー)シルヴィアの話によって詳細に明かされています。
先ほども確認しましたが「プロジェクトアップル」とは「軍事目的でIQの恐ろしく高い動物を生み出そうとしていた研究」のことを指していましたよね。
それに一般的に「りんご=(アップル)」といえば、アダムとイヴが食べた「知恵の実」として認識されています。
東国旧政権下に「プロジェクトアップル」は研究半ばで政権が崩壊して計画は頓挫したとのことでしたが、もしかすると現在もなお「プロジェクトアップル」は対象をイーデン校の生徒に変えて、引き続き秘密裏に研究が行われているのかも知れませんね。。
新型自白材「ゲロリマス」について
「研究」と言われて思い出すのは第40話のボルン社の回です。
黄昏曰く、このボルン社もプロジェクトアップルとの関与が噂されていたとのことでした。
新型自白材「ゲロリマス」と「プロジェクトアップル」
この2つの関係にも要注目ですね。
今回の記事のまとめ
以上が「プロジェクトアップル」 にまつわる様々な伏線についてです!
見落としている伏線もあるかもしれませんが・・・。笑
それでは今回の記事のまとめをしますね。
当ブログでは今回の記事の他にも『スパイファミリー』に関する様々な記事をまとめています。
気になる方はお時間がある際に是非チェックしてみて下さいね!
オススメの記事を以下に載せておきます。
以上で今回の記事はおしまいです。
お読み頂きありがとうございました。
下の方にコメント欄もありますのでお気軽にお使い下さい。
どんどん漫画を盛り上げていきましょう!
それではまた。
コメント
いつも深い考察により作品を好きに&楽しめるようになっています!有難うございます!
イーデン、恐らく名前の由来はエデンなのでしょうか…息の吹きかかった優秀な人材(特待生)に各分野のトップにし支配体制を統一する、その人材同士の体外受精などで優秀な新人類を大勢生み出す計画、デズモンド?校長?理事長?が、まるで神のような存在になる…なんだかひけんたい育成、選出の場になっているのでは…なんて思っています。。作中では宗教組織は描かないのか、これから出てくるのか怖いところです…。ギャグ要素や笑顔、人物のあたたかい心に救われます!
黄昏、ヨル(夜)、アーニャは朝焼け(夜明け)なのかな…なんて思ってます。
これからも楽しみにしています!
コメントありがとうございます!
意外と考察ポイントがたくさんある物語なので、これからの展開がとても楽しみですよね!笑
気になることがあれば是非コメントで情報の共有をお願いします!🤗