皆さんこんにちは!漫画ブロガーのくま太郎です!
今回の記事では漫画『この音とまれ!』第117話「完璧の条件」について、ネタバレありの最新話感想をまとめていきたいと思います。
ブログの更新さすがに遅すぎないですか??
いや・・・色々あってバタバタしてました・・・
それでは物語の内容についてまとめていきます!
明陵高校が目指す「完璧な演奏」
前回の第116話の中でも、明陵高校の主将である桜介は次のように考えていましたよね。
時瀬と一英の演奏を超えるためには、今までの明陵にはない新たな演奏を確立しないといけない。
その演奏の内容が今回初めて明らかになっています。
それは「完璧な演奏」
一切の隙が無い演奏でないと、時瀬や一英には太刀打ち出来ないのだと。。
確かに全国の大舞台でミスがゼロってだけでも充分凄いもんね〜
実はこの「完璧」というキーワードが、以前にも何度か作中で触れられてきたことに皆様はお気づきでしたでしょうか?
まずは第116話での朝乃の発言です。
「大丈夫 私たちなら出来る いつも通り楽しく完璧に」
著:アミュー『この音とまれ!』第116話より
お次は第113話で描かれていた時瀬の部員に対しての桜介の発言です。
「今年の明陵は”完璧”だよ 時瀬の最高とどっちが上か勝負だね」
著:アミュー『この音とまれ!』27巻 第113話 P110より
最後は第112話の舞台リハーサル演奏直後のシーンです。
明陵高校顧問のヨシキ先生は「完璧」と発言していましたよね。
しっかり伏線は張られていたみたいだね
桜介が一位を取りたい理由
実は普段から部の方針に対して口出しをして来なかった桜介。
何気ない変化に気がついた顧問のヨシキ先生はその理由について本人に尋ねます。
その理由はただ一つ「絶対一位を取りたいから」
ただ、ヨシキ先生には桜介の本当の理由が見えていました。
それは桜介の幼なじみでもある「朝乃」の存在です。
このシーンを見ても分かるように桜介はあえてヨシキ先生の発言を遮っていましたが、やはり読者としては朝乃への恋愛感情はあるのかどうかという点も気になるところですよね。
ヨシキ先生は小さい頃から桜介と朝乃のことを知っているので、実は桜介の想いに気がついているのかもしれませんね。
きっと恋してるね・・・女の勘よ・・・
演奏曲「カプリッチオ」のパートについて
全国大会での演奏曲を決める回想シーンの中で、幸ちゃんが朝乃から実は「初めてのパートリーダー」を任されていた事が明かされています。
雰囲気的に前から任されていた感じは出ていたんですけどね!
どうやら幸ちゃんにとっては今回の大会が更にプレッシャーのかかる舞台だったようです。
つつみんに嫌われている桜介
他の部員から入部以来つつみんと会話している姿を見たことが無いとイジられた桜介は、以前に「うざ」と話しかけられたことを明かしていました。
注釈にもあるように、このシーンは5巻に収録された第18話にて描かれています。
この発言で喜ぶ桜介のメンタルの強さたるや・・・恐ろしい。。笑
しかし、なぜつつみんは桜介のことを嫌悪しているのでしょうか。
この理由については物語の後半で明かされています。
「完璧な演奏」のためのトレーニング
全国大会という大舞台で「完璧な演奏」をやり遂げるために、プレッシャーや緊張に左右されないようメンタルトレーニングを普段の練習から取り入れるようになった明陵高校。
演奏の時とかめっちゃ手が震えちゃいそうだよね・・・
ほんと尊敬でしかない。。
桜介と朝乃の帰り道での会話
部長としての悩みを抱えていた朝乃に気づき、意識的に影からそっと背中を押していた桜介。
朝乃のことに限らず桜介はほんと周りのことに気を配ってますよね。
読者の皆様もご存じの通り、その大きな理由は第23話にて詳細に描かれています。
桜介にも意外と暗い過去があったんだよね
桜介が守りたい朝乃の笑顔
会話中の朝乃の笑顔を見た桜介は、なぜか過去の朝乃の笑顔も同時に思い返すシーンが描かれています。
左の笑顔は第28話で描かれた関東邦楽祭の結果発表後のシーンにて、右2つの笑顔は第23話で描かれた小学生のシーンのものです。
第23話でも描かれているように、そもそも桜介の原点は「朝乃のことを傷つけずに隣に居続けたい」という気持ちでしたよね。
もしかすると桜介は朝乃の笑顔を見る度に、自身の原点を思い返しているのかもしれません。
過去のシーンを読み返してみても、朝乃の笑顔を見た直後の桜介の表情って印象的だもんね
初のパートリーダーに苦戦する幸ちゃん
初のパートリーダーとしての重圧を抱える幸ちゃん。
そんな彼女に誰よりも早く気がつき声をかけた人物はやはり「桜介」でした。
こういう優しさに幸ちゃんは惹かれたんじゃないかなぁ。。
幸ちゃんの恋については前回の感想記事にて取り上げたので割愛。
つつみんが桜介を嫌う本当の理由
今回、「つつみんが桜介を嫌う本当の理由」について初めて作中で明かされていました。
その理由は、つつみんが過去に経験した嫌な出来事が桜介の普段の振る舞いと重なってしまっていたからでした。
つつみんが中学生の時に所属していた吹奏楽部には当時、桜介のようなチャラくて実力もありムードメーカー的な存在の男子が在籍していました。
そんな彼は同じ部の女子に手を出し始めてしまい、最終的に大事な大会前に部は半壊し本番は散々な結果を迎えてしまいます。
そのような苦い過去の経験をつつみんは、桜介の普段の振る舞いで思い出してしまっていたのでした。
一種のトラウマってやつかもね・・・
桜介がつつみんに誓った約束
つつみんの本心を聞き終えた桜介は「ある約束」を誓います。
「賭けてもいいよ 大会本番まで絶対問題は何も起きない」
著:アミュー『この音とまれ!』第117話より
これこそが第116話で描かれていた、つつみんと桜介が密かに交わしていた「賭け事」の経緯だったのです。
そういえば、その時のシーンで桜介は賭けの内容について触れながら朝乃に目を向けていましたよね。
つつみんとの約束の経緯を知れば、この行動の意味も納得のいくシーンだったと言えるでしょう。
ヨシキ先生と楽しげに会話をする朝乃を見る桜介の表情
大会本番までに人間関係もコンディションも全て完璧な状態に持っていくことを心に決めている桜介のシーンの中で、一つだけ「違和感のあるシーン」が描かれています。
それがこちらのシーンです。
ヨシキ先生と楽しげに話す朝乃を見る桜介の「表情」に注目です。
このシーンに対して既視感のある読者の方も多いのではないでしょうか。
というのも第23話でも似たようなシーンが描かれているからです。
いわゆる三角関係の恋というやつなのかね
今回の記事のまとめ
明陵高校が目指す演奏は「完璧」です。
はたして無事に演奏を終えることは出来るのでしょうか。
もしかすると思わぬハプニングが起こるのかもしれませんね・・・次回も楽しみですね!
また、当ブログでは今回の記事の他にも『この音とまれ!』に関する様々な記事をまとめています。
ぜひコメント欄にて記事の感想を頂けると嬉しいです!
漫画のファン同士でも交流出来る場になれば良いなとも思っているので!
どんどん漫画を盛り上げていきましょう!
それではまた。
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