漫画『この音とまれ!』ネタバレ 最新話感想 第120話「兄貴」

あけましておめでとうございます!本年もどうぞ当ブログを宜しくお願い致します!

今回の記事では漫画『この音とまれ!』第120話「兄貴」について、ネタバレありの最新話感想をまとめていきたいと思います。

ぷり子
ぷり子

武流が出てきたね!

くま太郎
くま太郎

いつも通りの毒舌武流っち大好き

あらすじ

全国大会初日の7番目に演奏する明陵高校。昨年は一英に敗れ、2位に終わった彼らだが今年は桐生を中心にリベンジに燃えていた。しかし予選での時瀬の演奏を聴き、桐生は今のままでは時瀬にも負けてしまうと危惧する。そんな彼が導き出した、自分たちの演奏の最適解とは──!?

それでは物語の内容についてまとめていきます!

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明里の意味深な表情

演奏の順番が近づき、準備のために調弦室に向かう永大附属高校の箏曲部員一同。

その道中で前回の愛と千太朗のやり取りを、顔マネ込みでガッツリイジる新入部員の明里あかりには笑いました。

ぷり子
ぷり子

いや、モノマネがそっくりすぎてwww

そんな明里に対して千太朗の相方である晴は、今まで凸凹コンビで箏をしているのを馬鹿にされる機会が多かったからこそ「純粋な応援」が嬉しかったのだろうと千太朗の気持ちを推し計ります。

そんな晴の発言を聞いた直後の「明里の表情」を見てみましょう。

著:アミュー『この音とまれ!』第120話より

右下の方に描かれている後ろ姿の男子生徒は千太朗ですが、明里の表情がなぜか意味有り気なものとなっています。

この表情の理由については物語の最後のシーンとも繋がってきますので、後ほど取り上げたいと思います。

昼食に行く際に澪のことも誘う愛

午前の部の演奏が全て終わり昼食の時間となったため、時瀬のメンバーは昼ごはんを買いに近くのコンビニへ向かうことに。

楽しそうな姿を側で見つめていた珀音高校の澪に気がついた愛は、「一緒に行く?」と声をかけます。

その時のシーンではベッタリと愛に身体を寄せる澪の姿が描かれているのですが、なぜか関係のないはずの由永も負けじと愛に引っ付いてるのです。

著:アミュー『この音とまれ!』第120話より

この理由について、過去のシーンを振り返りながら解説をしたいと思います。

愛に身体を引っ付ける由永の理由

ぷり子
ぷり子

由永くんって愛のこと嫌いな時期あったよね?

くま太郎
くま太郎

一番最初の頃ね・・・笑

読者の方もご存知かと思いますが、最初は全然愛のこと好きじゃなかったんですよね。

過去のトラウマがあり愛に対して苦手意識を持っていた由永も、心を開いてからはピッタリと愛に寄り添う姿が描かれています。

著:アミュー『この音とまれ!』17巻 第65話 P70より

合宿の食事の席でも愛のすぐ横に座り、衣咲からもイジられていましたよね。

著:アミュー『この音とまれ!』19巻 第72話 P85より

この由永の謎の行動についてですが、実は19巻の裏表紙にある「キャラごとの人との付き合い方」にて明かされているのです。

由永の欄を見てみると・・・

「とにかく好きな相手にはひっついていたい」

ケロ助
ケロ助

こういう地味な伏線回収は楽しいよね

会場の入り口で兄を待っていた武流

会場の外に出ると、入り口では兄の武蔵を待つ武流の姿がありました。

箏の演奏について感想を聞かれた武流は「思ったよりも良かった」と話をしていますが、もしかすると武流は今まで生の演奏を聴いたこと自体なかったのかも知れませんね。

ぷり子
ぷり子

そういえば、武流が実際に箏の演奏を聴いたシーンって今までなかったよね

くま太郎
くま太郎

確かに言われてみればそうだね!

武流と妃呂の面識について

妃呂が武流に対して「久しぶり」と声をかけていましたが、理由としては第68話で武蔵の家に訪れた際に一度直接話をして面識があったからです。

その時に妃呂は武蔵に恋をしていることを、なぜか武流に一瞬で見抜かれていました。笑

ケロ助
ケロ助

第17話でも妃呂は武蔵の家に行ってるけど、その時は顔合わせしてなかったよ

愛と武流の初対面

何気に作中で初対面だった愛と武流・・・結論から言うと「最悪な初対面」でした。笑

ぷり子
ぷり子

武流の前で武蔵を「メガネ」って呼んじゃうのはねぇ・・・

部長で先輩なのに後輩にナメられてるじゃんと指摘する武流に対して、愛は尊敬してることを声を大にして主張します。

くま太郎
くま太郎

まぁでも普通に考えると呼び方は正しくないよね。笑

しかし、武流は「ただただすげぇ失礼な奴」と切り捨てます。笑

正論すぎてぐうの音も出ないとはこのことですね。。

武蔵と武流の会話

話していると昼食の時間がなくなってしまうため、武蔵と武流の二人を残して一同は近くのコンビニへ向かい、残った二人は話を続けます。

このシーンでは武流が愛の動画の件について触れていましたが、第104話にて武流に動画のことを聞かれたと武蔵が話しているシーンがありますので、以前から認識していたことが分かります。

ぷり子
ぷり子

今回のサブタイトル「兄貴」だけど、武流のお兄ちゃん想いなのが伝わるねぇ

くま太郎
くま太郎

以前から溢れ出てたけどねぇ

お兄ちゃん想いな武流

第18話では倉田母の発言によって武流の兄想いエピソードが明かされており、16巻の裏表紙では幼少期の武流が「兄ちゃんだいすき!!」と話している姿が描かれています。

北海道限定カプリコ

コンビニでは様々な地域限定商品が売られており、中には「北海道限定カプリコ」も陳列していました。

カプリコに関するエピソードとしては、11巻に収録されている番外編「カプリコを買いに」がありますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

武蔵への呼び方を変えるタイミング

先ほど武蔵への「メガネ」呼びを武流から指摘された愛は、買い物中もそのことを引きずっている様子でした。

著:アミュー『この音とまれ!』第120話より

このシーンでは「呼び方を変えるタイミング」として、下の方に過去のセリフが取り上げられていましたが、このセリフの場面は第13話にて描かれています。

先輩である武蔵を「メガネ」呼ばわりする愛に対して哲生が指摘をするシーンです。

くま太郎
くま太郎

愛もこの時に素直に変えとけば良かったと思ったみたいだけど。。

ぷり子
ぷり子

きっと恥ずかしいだろうし・・・難しいよね。。

あと、一回だけ愛が武蔵のことを先輩と呼んだシーンは第6話で描かれています。

軽音部の男子生徒に絡まれている武蔵を愛が「たけぞー先輩」と声をかけて助けたシーンです。

武蔵と愛の会話

遅れてコンビニにやってきた武蔵はすぐさま愛の元へ向かいます。

くま太郎
くま太郎

愛のことを気遣って最初に話かけに行く武蔵・・・さすが・・・!

武流との会話を思い返して落ち込んでいる愛に気がついた武蔵は、滝浪先生が明陵高校の演奏前にしていた話を持ち出します。

大事なのはそこにリスペクトがあるかどうか

本来は長い曲である原曲を演奏用にある程度短くして編曲した明陵高校の演奏曲「カプリッチオ」

作曲者は嫌がるんじゃないかと愛が滝浪先生に質問をすると、次のように返答されていました。

「大事なのはそこに曲へのリスペクトがあるかどうかだな」

著:アミュー『この音とまれ!』第116話より

この話を持ち出しながら武蔵は、同じ様に「メガネ」という呼ばれ方には愛を感じるから良いのだと伝えます。

ぷり子
ぷり子

器が大きい男だよアンタは・・・

由永が手に持っている商品

後ろの方で由永が手に持っている商品が気になったので注目してみます。

著:アミュー『この音とまれ!』第120話より

よく見てみると「くーまん北海道限定」と表記があることに気が付きます。

由永がくーまん好きであることは以前からも作中で何度か取り上げられていますよね。

くま太郎
くま太郎

第62話では自室のベットが「くーまん仕様」になってたよね

ケロ助
ケロ助

実は幼少期からくーまん仕様なんだよね(第64話参照)

お酒を手に取り注意される滝浪先生

コンビニで何気にお酒を手に取り買おうか迷っている滝浪先生。笑

ぷり子
ぷり子

すかさず隣でアキちゃん先生が注意してたねww

くま太郎
くま太郎

そういえば、晶と滝浪先生って二人で飲みに行ったことあるよね

21巻の裏表紙を確認してみると、二人で飲みに行く晶と滝浪先生の様子が描かれています。

お酒の飲み過ぎで感情むき出しのアキちゃんが見れるのはここだけなので、晶ファンにはたまらないシーンだったのではないでしょうか。

澪と山本先生の会話

楽しそうにはしゃぐ時瀬の部員たちを見ていた澪は「演奏のまんま」と山本先生に話をするのですが、この発言と繋がる過去のシーンが第49話にて描かれています。

舞台袖で時瀬の演奏を聴いていた澪は次のような感想を残していました。

「音 笑ってる 喜んでる 音が生きてる まるでこの人たちそのものみたいな」

著:アミュー『この音とまれ!』13巻 第49話 P83より
くま太郎
くま太郎

ちなみに時瀬のことを知らずに聴いた時の感想だよ

澪が大好きなお菓子「オレオ」

澪がコンビニで手に持っているお菓子「オレオ」に注目します。

著:アミュー『この音とまれ!』第120話より
くま太郎
くま太郎

何気に描かれたシーンでしたが、実はこれにはちゃんと理由があるんです!

13巻では澪のプロフィールが載っているのですが「好きなもの」の欄を確認してみるとその答えが載っているんです

「好きなもの:オレオ」

ぷり子
ぷり子

あと何気に「オレオだけあればいい」ってコメントしてるのもウケるよね

緊張で手汗が止まらない明里

演奏の順番が近づいてきたことにより、緊張で手汗が噴き出す明里さん。笑

そのせいで、テープを巻いても演奏で使う爪が指から抜け落ちてしまうという緊急事態。

慌てふためく明里の手に、千太朗は緊張を解くための「ある言葉」を書き込みます。

ぷり子
ぷり子

コミックス派の人もいるから、その言葉は内緒にしとこー

くま太郎
くま太郎

もしかすると千ちゃんも初めての演奏の時には、おばあちゃんから手に書いて貰っていたのかもしれないね

明里が箏曲部に入ることになったキッカケ

最後のシーンでは、明里が箏曲部に入ることになったキッカケについて明かされています。

「そんな俺が箏曲部に入ることになったキッカケはクソダサい罰ゲーム」

著:アミュー『この音とまれ!』第120話より

このことを知った上で、先ほど取り上げた晴の発言を聞いた直後の「明里の意味深な表情」を見てみると・・・理解できますよね。。

あくまで推測ですが、馬鹿にしていた生徒たちの悪ノリで「凸凹コンビの箏曲部に入部してこいよ!」みたいなやりとりがあったんじゃないかなぁと。。

ケロ助
ケロ助

第24話では千太朗が他の生徒に馬鹿にされているシーンが描かれてるよ

今回の記事のまとめ

今回の記事は長文になりましたのでアップが遅くなりました!笑

最後のシーンは衝撃的でしたね・・・次号も楽しみです!

皆様にとって今年も良いお年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

また、当ブログでは今回の記事の他にも『この音とまれ!』に関する様々な記事をまとめています

ぜひコメント欄にて記事の感想を頂けると嬉しいです!

漫画のファン同士でも交流出来る場になれば良いなとも思っているので!

どんどん漫画を盛り上げていきましょう!

それではまた。

コメント

  1. 名無しさん より:

    今月号の感想お疲れ様です(^ω^)
    毎月楽しみにしてますー!
    たける君のお兄ちゃん想いな一面が見れてニヤニヤが止まりません(笑)

    • くま太郎 くま太郎 より:

      コメントありがとうございます!
      いつもお読み頂きありがとうございます!
      武流のツンデレがたまらないですよねー笑

  2. 1日1回「この音とまれ」読んでる主婦です より:

    おはようございます。今月もワクワクしながら、拝読させていただきました。ありがとうございます。回が進むと言う事は、最終回も近いんですよね。どんな終了か想像しただけでも楽しみだけど、寂しい。ところで、1つおききしたいのですが、「和」の演奏曲ないんですか?

    • くま太郎 くま太郎 より:

      コメントありがとうございます!
      いつもお読み頂きありがとうございます!
      おっしゃる通り物語も大分進んでいますので、最終回も着々と近づいてきているように感じます…
      ただ月刊誌なのであと数年は続くと思います!
      『和』の演奏曲についてですが、まだYouTubeでのアップがされていません。
      おそらく今後に公開となるはずですので、とても楽しみですね♪