皆さんこんにちは!漫画ブロガーのくま太郎です!
今回の記事では漫画『この音とまれ!』来栖妃呂の悪いクセを知っていた滝浪先生について、ネタバレありの考察・伏線回収をまとめていきたいと思います。
それでは物語の内容についてまとめていきます!
来栖妃呂の噂をするクラスメイト
時瀬高校箏曲部の一員である「来栖妃呂」は第9話で初登場しています。
箏曲部に入ろうとするヒロの姿を見たクラスメイトは、なぜか次のような発言をしています。
「また出たよ妃呂の悪いクセ」「妃呂の最低の暇つぶし」
著:アミュー『この音とまれ!』3巻 第9話 P98-99より
この時点ではまだヒロの悪いクセについては描かれていなかったので、読者の皆さんも読んでいて不安になったのではないでしょうか。
ヒロの入部届を受け取った滝浪先生の反応
ヒロから入部届を受け取った箏曲部部長の武蔵は、その用紙を顧問である滝浪先生に渡すため職員室へと向かいます。
ヒロの入部届を受け取った滝浪先生の反応を振り返りましょう。
何か引っかかってる感じだね
この直後のシーンも意味深なんだよ
教室に戻ろうとする武蔵をわざわざ呼び止めた滝浪先生は、ニヤリと笑みを浮かべながら「がんばれよー」とだけ声をかけます。
明らかに何か含みのある言い方だったので、武蔵もどこか引っかかる表情を見せていました。
これらのシーンで推測出来ることは以下の通りです。
滝浪先生は「ヒロの悪いクセ」について知っていた可能性がある
来栖妃呂の「悪いクセ」について
ヒロの「悪いクセ」については、後の物語の展開で次第に明らかになっていきます。
そのクセとは「他人の友人関係を壊す」というものでした。
もしも、このことについて滝浪先生が知っていたとすれば、先ほど取り上げた意味深なシーンが理解出来ますよね。
ちなみに第12話では、当時中学生であったヒロがこの悪いクセを持つキッカケとなったエピソードが描かれています。
ヒロの元彼を奪った女子生徒は、8巻で収録されている第29話「きづき」で再登場しています。
滝浪先生とヒロの会話
第13話では、初めて滝浪先生とヒロが直接会話をするシーンが描かれています。
そして、ヒロが滝浪先生の指導する選択授業を取っていたことが明らかになったのはこのシーンです。
すごく仲良さそうに話してたよね!
次にヒロに対する滝浪先生の発言を振り返ります。
「来栖も箏曲部で腰落ちつけたんだな よかったよかった」
著:アミュー『この音とまれ!』4巻 第13話 P86より
「腰を落ちつけた」という表現についてですが、これはヒロの悪いクセについて知っていないと出てこない表現ではないでしょうか。
第12話では、ヒロが過去に色々な人の関係を壊してしまったことが明かされています。
なので、箏曲部に入部する以前も他の部活にフラフラと入部をして、部内の人間関係を掻き乱していたのかも知れません。
そんなヒロの行動を知っていたからこそ、「腰を落ちつけた」と発言したんじゃないかな
武蔵のことを試していた滝浪先生
ヒロが箏曲部に入部することを知った滝浪先生は次のように発言をしています。
「なかなかやるじゃん倉田も」
著:アミュー『この音とまれ!』4巻 第13話 P86より
ここで思い出したいのが、先ほども取り上げた第10話の冒頭シーンです。
滝浪先生は教室に戻ろうとする武蔵をわざわざ呼び止めて、「がんばれよー」と声をかけていましたよね。
滝浪先生はヒロに「他人の友人関係を壊す」という悪いクセがあることを知りながらも、なぜ何も言わずに彼女の入部を許可したのでしょうか。
もしかするとその理由は、部長である武蔵がどう乗り越えていくのかを試してみたかったからなのかも知れません。
今回の記事のまとめ
最後までお読み頂きありがとうございました!
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また、当ブログでは今回の記事の他にも『この音とまれ!』に関する様々な記事をまとめています。
気になる方はお時間がある際に是非チェックしてみて下さいね!
オススメの記事を以下に載せておきます。
以上で今回の記事はおしまいです。
どんどん漫画を盛り上げていきましょう!
それではまた。
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